どうも、ネウトラーレでございます!
オーダースーツを仕立てる喜びは、何と言っても自分の体に吸い付くような完璧なフィット感ですよね。肩幅も、着丈も、そしてもちろん「袖丈」も、あなただけのジャストサイズ。既製品では味わえない満足感に包まれることと思います。
しかし…ちょっと待ってください!
「オーダースーツで袖丈もバッチリ!これで完璧な着こなしだ!」と安心していると、もしかしたら意外な落とし穴にはまっているかもしれません。
今回のテーマは、オーダースーツをより格好良く着こなすための重要なポイント、「袖」と、そこから覗く「シャツ」のバランスについてです。

オーダースーツで叶う、理想の袖丈
オーダースーツの大きなメリットの一つが、袖の長さをミリ単位で調整できること。
既製品だと「ジャケットは良いけど袖が少し長い…」「デザインは気に入ったけど袖が短い…」といった悩み、経験された方も多いのではないでしょうか?
オーダースーツなら、お客様の腕の長さに合わせて、手首がちょうど隠れるくらいの、最も美しく見える長さで袖を仕上げることができます。この「ジャストフィットする袖丈」は、スーツ姿全体の印象を大きく左右する重要な要素です。
そこに潜む、既製シャツとの「アンバランス」問題
さて、ジャケットの袖丈が完璧に仕上がったとしましょう。これで一安心…と思いきや、ここで一つ確認していただきたいのが、普段お使いの「既製品のシャツ」との組み合わせです。
オーダースーツで袖丈をピッタリにすると、多くの場合、既製品のシャツの袖がジャケットの袖口から必要以上に出てしまう現象が起こります。
「あれ?なんだかシャツの袖がダボついて見える…」
「カフスが長く出すぎて、ちょっとだらしない感じがする…」
これは、既製品のシャツの多くが、様々な腕の長さに対応できるように、また洗濯による縮みを考慮して、元々袖丈が長めに作られていることが原因です。ジャケットの袖が短くなればなるほど、このアンバランスは顕著になります。

格好いいスーツスタイルは「袖口1cm」の美学
では、理想的なバランスとはどのような状態でしょうか?
一般的に、ジャケットの袖口からシャツのカフスが1cm程度覗くのが、最も美しいバランスとされています。
この僅かな差が、
- 清潔感 を演出し、
- 全体のスタイリングに メリハリ を与え、
- 手元に 上品なアクセント を加える
のです。逆に、シャツの袖が全く見えないのも、カフスが出過ぎているのも、どこか野暮ったい印象を与えかねません。
まさに「おしゃれは細部に宿る」。袖口のバランスは、スーツの着こなしにおいて非常に重要なのです。
オーダースーツの価値を最大限に引き出すために
せっかくこだわって仕立てたオーダースーツ。その魅力を最大限に引き出すためには、ジャケットだけでなく、中に合わせるシャツとのトータルバランスが不可欠です。
もし、お手持ちの既製品シャツとオーダースーツの袖のバランスにしっくりきていないなら…思い切ってシャツもオーダーしてみるという選択肢はいかがでしょうか?
オーダーシャツなら、お使いのオーダースーツの袖丈に合わせて、完璧な長さでシャツの袖を仕立てることができます。生地や襟の形、カフスのデザインなども自由に選べるので、よりパーソナルで洗練されたスーツスタイルが完成します。
細部へのこだわりが、自信を生む
オーダースーツを仕立てるということは、自分自身のスタイルにこだわり、それを表現するということです。袖口という細部にまで気を配ることで、あなたのスーツスタイルは格段に洗練され、着こなしへの自信も深まるはずです。
ネウトラーレでは、スーツはもちろん、シャツのオーダーも承っております。お客様のオーダースーツを最高に輝かせるためのトータルコーディネートをご提案させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
「あれ、自分のスーツの袖口どうなってるかな?」と気になったあなた、ぜひ一度チェックしてみてくださいね!
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