Neutraleのタツヤです。
『デザインすることが本当に好きなんだ』と思ったのがここ最近の話。
母は超服好き。幼少期よりその病気ではないかと思えるほどの服好きを目の当たりにしてきた。小学生の頃、当時土浦市にあった丸井に家族で買い物に行くとらせん状になった階段を降りながら母は全てのショップを覗いていくため私は母に洋服を見せないように大きく手を広げディフェンスしながら歩いていたのを覚えている。
最近になっても買い物に行くとなって放った言葉が「もう私は買い尽くした。もう今日は行っても買うものないでしょ」その帰り道にはしっかりと洋服を持ち帰ってきた。
それぐらいの超服好きのもとで育ったのが私。
超服好きの母はブランドが好きとかいう服好きではなく
“服をコーディネートするのが好き”という服好き。
良いのか悪いのかこの感覚も私は受け継いだ。なんか良いな、かっこいいな、可愛いな、綺麗だなと思える服を組み合わせて着るのが大得意になった。
ここでNeutraleのタツヤとはどんな人なのか
こんな感じ。
小学校は野球少年
人生最大の早すぎるモテ期
小学校6年生の時にファッションに目覚める
ココナッツクラブというセレクトショップにワインレッドの服が欲しく欲しくて行ったのを覚えている。
中学校はモテるだろうと思いバスケ少年
モテ期はすでに終わっていた。
中学生の時に洋服屋や雑貨屋、デザインにざっくりと興味を持つ。
将来お店持ちたいなーと思うようになる。
当時友人に「グラフィックデザイナーってなんかカッコいいよね」って話していた。
同じ頃スケボーにハマりスノーボードを知る
ビデオで見たカナダのウィスラーでスノーボードを滑りたいという夢ができる。
高校で退学届けか入部届けかの選択を迫られラグビー部に入部する。
この頃相当のポンコツだったが監督が強烈な方でお陰様でここで忍耐力アップ
最後の試合はやり切った感なのか号泣。
とりあえず一人っ子だからと
福祉専門学校へ卒業後、就職超氷河期時代にすんなりと老人保健施設に介護士として就職
この時に面接で「なぜ介護をしようと思ったのですか?」と聞かれ周りの学生は素晴らしい答えを言う中
自分は「楽しかったから」と答えて不採用を確信したが採用された。
同期や先輩後輩メンバーは最高で仕事も充実していた面白い日々を過ごす。
就職して3年目のある夜勤の夜「俺何やってるんだろう」ともっともっとやりたい事があると気付く
そうだ!留学しよう!
スノーボードと洋服にお金を使い過ぎて貯金なし
という事で1年間で奇跡の200万円貯める
そしてワーキングホリデーで英語はHello,how are you,Thank youだけのボキャブラリーを
持ってカナダのモントリオールに留学。モントリオールはフランス語が公用語だった。
ある日フランス語しか話せないおっちゃんとアパートの交渉を片言の英語で交渉する。
この時、とにかく会話が通じればなんでもできると自信がつく。
最後の一週間をスノーボードの為ウィスラーへ
夢叶う。
帰国後
洋服屋になる為経験値ゼロで3社ぐらいの大手ブランドへ面接に行き全滅
よく考えたら洋服は好きだけど好きなブランドはなかった
学生の時から通っていた地元セレクトショップへ
WITH PLEASUREへ行き幸運だったのかそのまま就職
就職して半年ぐらいで気がついたら自分でいろいろとやらせてもらえるような環境になり
この時はとにかくがむしゃらに色々と挑戦した。アパレル業を独学で学び
お金はないが勢いだけはあった気がする。というかあまり覚えていない。
今思うとこの時に今の基礎となるものほとんどを考え身につけられた。
2009年
事業経営などの知識がないまま勢いで
そうだ!独立しよう!
ということでWITH PLEASUREつくば店を会社から買い取り
そのまま独立。ここでまた一つ夢叶う。
2012年
洋服のコーディネートは「コンプレックスを隠すのではなく目立たなくする」という発想になる。
オリジナルブランド「NeNe」をリリース
以前よりパンツのシルエットマニアだったため「NeNeのパンツ」をデビューさせる。
最初の生産で恐ろしい程の在庫量にビビる。
結果、追加生産を3回する程の予想をはるかに上回る大ヒット。
2014年
2軒隣に天井が高いテナントが空いて直感で移転を決める。
そして新たなコンセプトでセレクトショップNeutral Closetをオープン
現在の店長 大下ゆかりが参画
2016年
ロゴ制作、web制作、広告制作、パッケージなどをデザインする会社
株式会社 アースリーラフ 取締役就任
ちなみにこの会社の代表は中学校の時に「グラッフィックデザイナーってなんかかっこいいよね」と話した友人。
同時にNeutral Closetを主体とする株式会社 ニュートラルを設立
2018年
オーダースーツ専門ブランド「Neutrale(ネウトラーレ)」をリリース
とざっくりと中川達也のこれまで流れ
そして「なぜオーダースーツをはじめたのか?」は長くなったので
また次回ということで
Neutrale
tatsuya.